穴 HOLES~ルイス・サッカー

穴 HOLES 読書

どもども、ゆとりです!

この記事で①わかること、②得られるもの、③活用方法は
①本の情報
②物語の概要(※ネタばれ含みます※)、ゆとりの感想
③興味をもって自分でも本を読む、ゆとりの感想と比べていろいろな意見があることを楽しむ
→心の栄養にする!
です。
ルイス・サッカーさん作、幸田敦子さん訳「穴 HOLES」について
つらつらと情報やら感想やら考察やら書いていきます。

情報

基本情報

タイトル:穴 HOLES
著者:ルイス・サッカー
翻訳:幸田敦子(こうだあつこ)
発行:講談社 講談社文庫
文庫判:344ページ
初版年月日:2006年12月
書店発売日:2006年12月15日
解説:森絵都 ←ゆとりが読んで記事にした『カラフル』の著者さん!👏

著者紹介

ルイス・サッカー
1954年生まれ。
アメリカで子どもたちから絶大な支持を受けている人気作家。
1998年に刊行された本書は、同年度全米図書賞、
1999年度ニューベリー賞他多数の賞を受け、
全米で350万部を超える大ベストセラーとなった。
著書に、本書の主人公スタンリーのその後がわかる『道 ROAD』、
脇の下が主人公の『歩く SMALL STEPS』(ともに講談社)、
『顔をなくした少年』(新風舎)などがある。

参考:文庫本表紙裏より

あらすじ

無実の罪で少年たち矯正キャンプに放りこまれたスタンリー。かちんこちんの焼ける大地に1日1つ、でっかい穴を掘らされる。人格形成のためとはいうが、本当はそうではないらしい。ある日とうとう決死の脱出。友情とプライドをかけ、どことも知れない「約束の地」をめざして、穴の向こうへ踏み出した。

参考:文庫本裏表紙より

ゆとりの感想と考察

アメリカの小説で、刊行された年代が2周りほど違っていますが、
日本人で2024年の現在に生きる私が読んでも違和感なく読める物語です。

どんなジャンル、物語の小説かと言われれば表現するのが難しいけれど
「バランスのとれた王道フィクション」
と言えるのではないでしょうか。
少年ジャンプが『友情・努力・勝利』と謳っているように、この小説でゆうなれば
『友情・努力・真実』
になりますでしょうか。。
3つ目の『勝利』をそのままとしても良いかと思いますが、
バトルものではないため、何をもって『勝利』とするかわからないため、
『真実』
としました。

あらすじにもあったように、無罪の罪で少年キャンプに行くところから始まります。
主人公は『友情・努力』をもって、時を超えた『真実』にたどり着き、自身の無罪が証明されます。
もともと誤審で「負け」の状態から最後はその審判が誤っていたことが判明しただけなので、
『勝利』とは言い難いかな、と少し感じただけです。

ただ最後には『真実』にたどり着き、ハッピーエンドとして『勝利』といった状態を迎えたこの物語は
『友情・努力・勝利』
と表現しても問題はありません。

それほどまでに王道な物語であると感じます。

アメリカで子どもたちから絶大な支持を受けているのに納得です。
『友情』を築き、その絆を蔑ろにせず、
どんな不憫、不利な状況でも腐らずあきらめず『努力』した結果、
『勝利』を手にする。
そんな構成の物語。そんな物語を描ける作者を、
子どもたちは主人公のように生きたく、
主人公のように生きることでハッピーエンドになる世界を望んでいるから支持をしているのだろうな、
と思いました。

1点難癖を挙げるとしたら、
作中に出てくる歌が、原作の英語で。アメリカの文化で読んだら、
もっと伏線を含んでいるのかな。
と感じずにはいられなかった点です。
物語としては違和感ないものでしたが、
もしかしたらもっと上手に物語と歌が絡み合っているのではないか?
と感じました。
例えば日本のギャグで、
「ふとんがふっとんだー」
と日本語で韻を踏むものや、
「小学生の夏休みは毎朝町内で集まってラジオ体操をしてハンコをもらう」
といった日本独自の文化など、
その国の人にしかわからないようなシャレがあるように思えて仕方がありません。。
こればかりはどうしようもない所ですが。。。

王道の物語を読みたいとき。
子どもの頃のように、まっすぐ生きることで報われる、
ハッピーエンドな、純粋な小説を読みたいとき。
そんなときに読んでいただければ満足できる、1冊です。

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